2011年05月16日

東日本大震災、国土安穏・被災地復興への祈り

去る5月3日(火)、羽黒山修験本宗荒澤寺(こうたくじ)にて
福寿講と東日本大震災の追悼供養会がおこなわれました。

島津大先達が護摩祈祷で神仏に申し述べられたのは
大震災犠牲者に対する追悼の意と、国土安穏、被災地復興の願いでした。

講中の信者、被災地の方々、そして行者が集まったこの日。
お堂には気仙沼で被災し、5分遅ければ津波に飲み込まれてしまっただろう行者さんの姿があり
普段の福寿講であげることのない弥陀讃(みださん)というお経が読まれたときには
静かに涙する方もいらっしゃいました。

そうした中で、福寿講と追悼供養会は厳そかに執りおこなわれました。


5月8日、出羽三山神社では五穀豊穣を願う祈念祭(御田植祭り)に合わせて
月山卯歳御縁年、そして東日本復興祈願祭がおこなわれました*

三神合祭殿には、200名以上の方が参拝されました。
宮城県と福島県は東北でもとりわけ出羽三山信仰の篤い地域ですが
被災された信者の方もこの場にいらっしゃいました。

日本の古い信仰では、神は時を定めて降り、また去ってゆくとされます。
五穀豊穣を祈る祈年祭も、地域に豊かな実りをもたらす神が羽黒山に降りられる神事です。
今年ほど、実りをもたらさんとの願いが強く込められたことは、近年なかったことでしょう。

ふたたび被災地に豊かな土と風と水がよみがえり、
人間が適切な火の扱いのできるようお祈り申し上げます。

posted by hagurokanko at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 山伏・修験道
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