2010年02月28日

久木綾子著『禊の塔(第三回)』

102028_1.JPG

『文芸山口』第289号を贈っていただきました。

今号は羽黒山五重塔を舞台とした
久木綾子さんの小説「禊の塔」第三回が掲載されています。
私たちも、毎号とても楽しみにしているのですが
今号も読み終わるや、思わずため息がこぼれました。
あまりの言葉の豊かさに。

それは、語彙の見た目が華やかというわけでなく
さりげない描写の中に、たくさんの背景がつまっている
そんな豊かさです。

登場人物の語る言葉はもとより
羽黒山の風景一つ一つにいたるまで
ふくざつで膨大な”含み”が感じられるのです。

それが氷山の一角のようにして、
飾り気のない、みじかい言葉に切り取られているのですよね。
素敵だなぁと思います。

同じように、羽黒山を歩いてもそんな”含み”を感じます。
石段、杉並木、旧参道・・・
何かを語りかけてくる風景なんですよね。

100228_3.JPG


posted by hagurokanko at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/35736811

この記事へのトラックバック