2009年10月22日

久木綾子さん

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作家の久木綾子さんをご存知でしょうか。
昨年、89歳で出版したデビュー作『見残しの塔』(新宿書房)
は一万部のベストセラーとなりました。

第二作として、羽黒山五重塔を題材にした
『禊の塔』を執筆中の久木さんは、昨日取材に来山されました。


これまでに何度も取材に訪れていた久木さん。

前作は取材に14年、執筆に4年をかけたと聞けば
とてつもないバイタリティーの持ち主だとわかるでしょう。

 久木さんは25歳で結婚後、専業主婦に。
 文学へのあこがれは旧制高校女学校時代からあったが
 結婚当初に夫から「女性がちゃぶ台で四角張って書いているの
 好きじゃないなあ」と言われ中断。70歳で夫が亡くなった後
 山口氏の瑠璃光寺五重塔を見て塔に見せられ
 「塔をめぐる人たちの物語を書きたい」と執筆のテーマを決めた。
 (庄内日報2009年10月22日2面より引用)

羽黒山五重塔が主題の次作『禊の塔』は
「半年近くも雪に覆われ、数ある塔の中でも最も
過酷な状況にある塔だと思った」ことからつけられたそうです。

実際お会いしてみると、主題をとことん突き詰めていく力は尋常でなく
わからないことはおざなりにしない、若々しさに溢れています。

今回もお父さんが五重塔の大工を務めたという
いではボランティアガイド亀雄さんを質問攻めに。

こうしたリサーチがあって、初めてきわめて史料の乏しい
中世の修験道についても、その世界を創造できるのですね〜。

来年3月までに書き上げ、出版は初夏の予定。
今から待ち遠しいですね!



posted by hagurokanko at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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