2009年10月04日

文化講演会「羽黒山を下りた仏たち」

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いでは文化記念館の企画展示
「羽黒山を下りた仏たち」の記念講演会が開かれました。

リラックスした雰囲気の中
講師の渡邉真吾先生による「仏像のみかた」に
会場がひきこまれました。

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実にわかりやすく、仏像のみかたが一変する
興味深い講演でした。


仏像の全体像が話される中では
なるほど、そうだったんですか〜!という新知見も。


 たとえば、仏像の始まり、つまり釈迦は初めどのように表現されたか
 といえば、ストゥーパ(仏舎利・塔)と菩提樹で表されたのだそう。
 その他、仁王像の筋骨隆々な表現はギリシャ神話のヘラクレスにあり
 
などなど。

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講演の後は企画展示室にてギャラリートーク
仏像ひとつひとつを解説していただきました。


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なかでも「羽黒独特の表現かもしれない」
というのが、この聖観音菩薩像。


何が独特かといえば、その身なりです。


ふつう菩薩像は貴人の姿で表現されるそう。
なぜなら、菩薩とは釈迦が悟りを開く前の修行時代
つまり王族だった姿をあらわすから。
つまり、装飾された身なりが常なのです。


しかしこの聖観音菩薩像も、正善院の菩薩像も
衣のほかにアクセサリーがありません。
いいかえれば、如来と同じ姿なのです。
ここが特徴的なのですね。


その後も質問などにお答えくださった
渡邉先生、本当にありがとうございました。


ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございます。
企画展示室は、11月8日まで同展示が開催されています。


ぜひこの機会にご来館くださいませ!


posted by hagurokanko at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント
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