2011年05月19日

月山・新八方八口プロジェクト

羽黒町のとなり、櫛引町にある出羽商工会にいってきました。
「月山・新八方八口プロジェクト設立準備会・実行委員会」に参加するためです。

さてさて、月山・新八方八口プロジェクトとは?

月山には、かつて登拝口が八方八口も(!)ありました。
それほど多くの登り口のある山は、おそらく日本にありません。
あの霊峰富士山でさえ、四口なのですから...!

またかつて、月山の麓の行政区がアルカディア会議という委員会を結成していました。
そのような月山の魅力を、登り口に人の影がなくなった今日
あらたに展開しようと活動していたのです。
しかし行政内での部署異動などもあって同会議は休止したそうです。

その抱いた展望を継ぐものが待たれていました。

そして今回、民間をベースに、新たに庄内町の登拝口の掘り起こしを視野に入れ
月山・新八方八口プロジェクトがスタートしたという次第です。

思い出すのは、一昨年前に行った出羽三山ツアーの参加者の言葉です。
(この方は、海外の世界遺産などに何度も旅をされている、とても博学な方でした)

「出羽三山は、スペインのサンティアゴ巡礼路に比するべき場所。
どうか大切にして、また世界の皆さんに知ってもらえるよう頑張ってください」。

たしかに月山のすべての登山口に別当寺があり
(現在の羽黒山山頂にある三神合祭殿も別当寺の一つでした)
そこから登られていた当時は、サンティアゴ巡礼路に勝るとも劣らないだろうと思います。

八方から登ったとしても
いずれは一点に収束するのが山です。

7月1日の月山開山祭を控え
月山にかかわる地域の多様性と統一性をどうつくりだしていくのか
プロジェクトはいま始動しました。

posted by hagurokanko at 17:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 出羽三山

2011年05月16日

東日本大震災、国土安穏・被災地復興への祈り

去る5月3日(火)、羽黒山修験本宗荒澤寺(こうたくじ)にて
福寿講と東日本大震災の追悼供養会がおこなわれました。

島津大先達が護摩祈祷で神仏に申し述べられたのは
大震災犠牲者に対する追悼の意と、国土安穏、被災地復興の願いでした。

講中の信者、被災地の方々、そして行者が集まったこの日。
お堂には気仙沼で被災し、5分遅ければ津波に飲み込まれてしまっただろう行者さんの姿があり
普段の福寿講であげることのない弥陀讃(みださん)というお経が読まれたときには
静かに涙する方もいらっしゃいました。

そうした中で、福寿講と追悼供養会は厳そかに執りおこなわれました。


5月8日、出羽三山神社では五穀豊穣を願う祈念祭(御田植祭り)に合わせて
月山卯歳御縁年、そして東日本復興祈願祭がおこなわれました*

三神合祭殿には、200名以上の方が参拝されました。
宮城県と福島県は東北でもとりわけ出羽三山信仰の篤い地域ですが
被災された信者の方もこの場にいらっしゃいました。

日本の古い信仰では、神は時を定めて降り、また去ってゆくとされます。
五穀豊穣を祈る祈年祭も、地域に豊かな実りをもたらす神が羽黒山に降りられる神事です。
今年ほど、実りをもたらさんとの願いが強く込められたことは、近年なかったことでしょう。

ふたたび被災地に豊かな土と風と水がよみがえり、
人間が適切な火の扱いのできるようお祈り申し上げます。

posted by hagurokanko at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 山伏・修験道

2011年05月03日

G.W.真っ只中!

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祓川普請も終わり、羽黒山の雪も融けはじめました。
G.W.も半ばの今日は、今年初めての春を感じました。

この大型連休中、随神門前に緑色のテントが立っています。
ここに地図やパンフレットを並べ、お山と羽黒地域の観光案内をしております。

また、”町中総ガイド!”を合言葉に、地元のお父さん、お母さんたちで組織された
”いではボランティアガイド”が、羽黒山五重塔まで無料のガイドをしています。

羽黒山の麓で暮らしてきたガイドさんたちの案内は
生き生きとして楽しいお話ばかり。庄内弁の語りも聞きどころです!

11:00と14:00に随神門前をスタートしています。
五重塔から随神門までの往復で約40分ほどのガイドです。
どうぞご一緒に!

G.W中の駐車場はこちらのマップをご覧下さい。


より大きな地図で 羽黒町観光協会マップ を表示

posted by hagurokanko at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 観光